タイトルを見て「ヤギ？」と思った方。そうなんですメェ～と鳴くヤギさんです。
浦安市の交通公園に併設されている若潮公園内で始めている事業の紹介です。
「ヤギが雑草を食す」という極めてシンプルな除草法。
今まで若潮公園では年に3～4回ほどのペースで、機械を使った除草を行ってきたそうです。
しかしヤギを使えば、機械除草のように騒音や排気ガスを発生させたり、CO2を排出してしまう心配はありません。
近隣に住む人や環境に優しいのがヤギ除草の特徴です。ヤギは特に大人しく、人なつっこい性格。飼いやすく環境への適応力も高いヤギは、スイスやフランス、東南アジアなど幅広い国で飼育されている。日本でも戦後間もないころは、30万頭ほどいたといわれるが、現在は約2万頭まで減少。かつては当たり前だったヤギや羊による除草も、現代的な生活が進むにつれて衰退していったそうです。
「ちなみに、ヤギの生態は24時間食べるか寝るかのどちらか。しかも1頭あたり1カ月で100㎡分の草を食べるともいわれている。ちなみに、糞はあまり臭わず、すぐに土へ還るという。」
まさに環境に優しい除草方法です。
また除草だけではありません。公園利用者同士のコミュニケーションづくりにもヤギが活躍しています。動物が近くにいることによって、アニマルセラピーという癒やしの効果も期待できるのです。
行き交う人々からは「何をやってるんですか？」「ヤギが除草してるんですって」「ヤギは元気だね」といった会話が聞こえてきます。公園の利用者同士の交流のきっかけづくりにも、ヤギが一役買っているようです。
現在ＮＰＯ法人タオでは火曜、木曜、金曜の午前中に若潮公園内でこの事業を行っております。
興味を持った方はお気軽に見学してください！
